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火という心や生命の熱源

2019年05月23日 UPDATE

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カテゴリー:南インド調香

魂は、おそらく燃えています。燃え続けていると言っても良いと思います。

人の身体がどれほどの分析が出来ても、生命そのものの構造は未だに古代の記述を超えるものは無いように思います。

その中でも、生き続ける生命の神秘についてです。私達は、食べ物や水も大事ですが、空気は何よりも大切です。その空気こそが、燃える為の糧です。

何故、燃えているのでしょうか。何の為に燃え続けているのでしょうか。

本能もその中の答えに近いところ思います。本当にやりたい事は、燃えている意味に近いことがあるように思います。

香りは、その火を燃やす糧である空気に関係してきます。食べ物にスパイスが入って、食欲を高めるように、香りで気分が変化します。

生命の火は、燃え続けていますがそれでも時に弱まったり、強まったり、濃い赤になったり紫がかったりします。

妖しい色になると、オカシナことをしないと満足が得られない欲望に取り憑かれたようになるかもしれません。

5元素と言っても、火がもっとも重要で、火のための5元素と言っても良いかもしれません。

香りを混ぜる技術は、この火をどうするかに通じるものに通じるように思います。弱まった火を強めたり、濁った火をクリアな火に変えたりする力が香りにはあります。

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