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未来に生きるということ、自分の本当の魅力とは

2022年05月01日 UPDATE

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カテゴリー:ブログ

今という時間は大切だと誰でもいうが、果たして、そんなに多くの人が今という時間を惜しまず過ごしているかというと、どうもそうは思いません。

 

例えば、よほど苦労したことがあって、もう二度と同じ思いをしたくないというようなことについては、真剣になるかもしれないが、そうでなければそんなに毎日気を張って、また生きているのは大変だと思う。

そういう意味では、今を生きていると言っても、そうやって過去と比べたり、また将来が不安という縛られたロジックによって、今を真剣に生きようとする人も多いと思う。

 

最近、方々で今という時間をうまく捉えていない人を見かけるが、その人たちは、今を真剣に生きていないかと言えばそうではないと思う。むしろ、人よりもずっと真面目に生きているのに、何も結果として残せていない人は、一体どこが違うのかと考えるようになりました。

 

自然は、決して無駄のない世界で、雨が地に落ちてから、川から地中にも流れ、やがてそれがまた地上に上がり永遠の循環が続いている。

 

人と人同士も、ぶつかったり、離れたり、好きになったり、嫌いになったりするが、それでも大きな意味ではどこかに繋がっているのではないかと感じます。それだからこそ、今しか生きれない、今の時間でしか見れない人は、永遠にその水の流のような動きは理解できないのだろうと考えたりします。

 

運命や宿命と言っても、所詮今という短い時間からしか理解できなくて、今という時間が未来に繋がっていると実感できる人は本当に少ないのではないでしょうか。

 

例えば、将来性のある仕事と言っても、それは規模が大きいとか、誰でも認知している組織だとかそういう客観的なことになってしまい、自分がそこで働いていて、いつでも未来を感じて明るい気持ちになれるということとは違うのだと思う。

 

同じように今を生きていても、未来に常にリーチをかけながら生きている人と、全くそれを探しながら生きている人ととの違いと言っても良いかもしれない。

 

今という時間の意味や価値があるのは、それが未来に繋がっているもののみであると言ってもよくて、それ以外の今は、過去と繋がっていて、少しも未来にいけない時間を連続で過ごしているだけに過ぎないと思う。

 

たまには、未来とも過去とも関係のない今の時間もあるが、それが長く続くと、多分不安な気持や不安定な感情、虚無が襲ってくるのだと思う。

 

自分にとって本当の魅力を掴んだ人は、こういったまどかしい今の時間に翻弄されることなく、未来から今を見れる時間を得られるのではと感じています。

 

人生をかけて、自分の魅力を引き出すことが何よりも生きている時間を無駄にしないことだと思えてなりません。

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