調香は、心、感覚、身体、脳の関係に基づいて作られています。
聖水という名前で二十年近く香りを作っていますが、今回は特に大きな変更をしています。
最初は、鎮守の森がテーマでした。結界とか何かから守られるようなイメージでしたが、途中から癒すというテーマにもかなり影響されました。
グリーン系が中心でしたが、長い時間柑橘系から手放されずにいました。
癒す世界が、外からのものに頼っていたことが、やっと自分で癒すことに戻ってきました。
感覚が開くこと、自分を見つめる鏡の世界、それらが本来の精神世界の動きであったのかもしれません。
カルダモンを中心に、チャンパカ、ホワイトロータスを多く入れています。
自分を見つめること、開くという意識、自らを許していく思考などが、生まれていくことを目指しています。
15ccよりお分けします。