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高松勉強会を終えて 熱という香りに似たもの

2019年06月28日 UPDATE

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カテゴリー:サロンブログ

火と熱は似ているようで違います。そういう意味では、体温が高い人 イコール熱があるとも言えないかもしれません。

熱があると言うのは、最近日常会話でもあまり聞かれなくなりました。根性があるとか、ねばりがあると言うのも、熱のことを言っていたのかもしれません。

香りは、元々煙と同一視されていることがあって、香を焚くことが長年の習慣でした。

熱も香りも、まっすぐ上に上がることから、神の世界とのつながりとされていましたが、インドだけでなく、世界中のお寺に行っても火を使わずにお詣りするところは、皆無です。

熱を持った人ほど、すぐに人に伝わるわけではなくて、当初は大体誤解されたりします。

人と人が伝わりやすいのは、熱よりも刺激であって、面白おかしく言う人のほうが、もっともらしいことを言っているように聞こえます。

温かい場所があるように、冷えた場所はあります。温かい場所は、人の気持ちや考えが伝わりやすい場所で、冷たい場所はその逆です。

熱で生きる人は、人だけの為に生きているのではないかもしれません。世の中とか、自然の世界とかを考えている人は、言葉に熱さを感じます。

香りを作ることは、その人の熱さが伝わります。

勉強会では、それぞれの人の熱があらわれます。比べるものではないですが、自負自身で低いと感じたら、ストレスが多い生活をしているのか、かなり空虚な気持ちで過ごしている時間が多いかです。

調香に来れない方には、聖水や火のオイルなどを用意しています。ご自分の熱に不安な方は、またご相談ください。

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