自分を知る新たな物語

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私たちは、結局どこで生まれて、どこで育って、何を感じるかで、その人の人生を理解して、その人柄を知るのですが、そのことにどんどんリアルティが無くなっていって、移民の問題だとかそうですが、余程狭い範囲の生活圏からでないと想像することさえ難しくなっています。

そのことは、自分を知ることもそうですが、仕事や生まれた場所云々だけでは、自分が何者で何がしたいのかを見つけることは、考えれば随分まえからそれは希薄になって、把握できなくなっているのでしょう。

女性はまだ感情や、欲望に素直な脳なので、それなりに自分の存在価値を見出していきますが、それでも、今の時代のように次々に価値観の崩壊が続くと、何か特別な物語が必要になってくるような気がします。

およそ、前世や転生という知識や感覚は、少しは認知されたといえ、アガスティアの葉を開いた人のその後を見ても、理解されているとは思えない方も多く見られます。

占い的なとらえ方でも仕方がないと思うのですが、ひいた立場で見ればそれだけ、単なる絵空事のようになってしまうかもしれません。

香りはそのあたりは、本能や感情から入りますから、言葉の綾というよりもなんとなく良いとかなんとなく嫌という入り方をします。マインドコントロールというのは、たぶん香りでは難しいのではと思いますが、逆にいえば、本能を掴まれてしまうと、冷めてみることは少ないのかもしれません。

もし、自分の見えない世界を知ることができて、それを言葉で聞いたとしても、ピンと来ない人も香りからは、自分の物語のように感じれる人も多いです。

自分の物語を開くことでようやく、自分の人生の主人公になれるのかもしれないです。