心を観るということー交わり過ぎた現代人
2020年09月04日 UPDATE
Written by: 辻大介
心には、当然壁みたいなものがあって、それが逆にじぶんの心を守っていると言えると思いますが、それを取り除く方が良いとか、それがコミュニケーションの障害になっているという人もいますが、全く良くない意見だと思っています。 自分の気持ちや心はわかるが、人の気持ちは良くわからないというのが、基本だと思いますが…続きを読む
コロナと言う自然発生でないもの
2020年03月17日 UPDATE
Written by: 辻大介
自然を相手に仕事をしている方は、色々なジャンルがありますが、僕の仕事も四六時中それにあたります。 そう言う意味なら、人間、特にストレスを抱えた方は自然から離れた感覚を持っていると見えることがあります。 まず、自然は人を癒してくれると言う嘘から始めないといけません。本当に癒してくれるなら、都市化などせ…続きを読む
闇を見つめて心を清くする
2019年12月24日 UPDATE
Written by: 辻大介
日本は、元々正しいことや良いことが伝わりにくい土壌があります。 国民性もシャイだとか、積極性に欠けるように言われてきましたが、それはよほどでないと自分の言おうとすることがよく伝わらないと思われているからだと思います。 それを最近では、強く思えば叶うとか、イメージを強くするのが大切とか言う人も出てきま…続きを読む
光と闇の感覚
2019年11月27日 UPDATE
Written by: 辻大介
神が近い時代と遠い時代があると言う。ノアの方舟などは、最も神が遠ざかった時代なのかもしれない。 人間が人間の犯した罪を清算する時代、いまはそう言う時期のような気がします。 沖縄の首里城が燃えた件も、何かのメッセージだと言う人が多い。しかし、それ以上に人が怠ったことの結果ではないだろうか。そんなに神か…続きを読む
純粋と言うこだわり 今の韓国を見て
2019年09月06日 UPDATE
Written by: 辻大介
日本にもかつて国粋主義と言う考え方があって、純粋な日本人とは何かという変な議論をしていた時代があった。 それが、戦争を起こす引き金になったとは言わないけれども、ヒトラーも純粋なゲルマン人と言う言葉をスローガンにした。言い方を変えると、純粋な京都人とか、純粋な某企業人、純粋な何何家の一員として、だろう…続きを読む
香りをつくるというリスキーな仕事
2019年08月20日 UPDATE
Written by: 辻大介
理解するということを、あまりに安易に、世の中が観ているような気がします。理解するには、リスクなしでは得られない、そういう見方が昔はあったのではないでしょうか。 表面的というか、理解する時間やスピードを早めていくことが良いとされているのか、確認したり深め合ったりする時間は益々無くなっています。 私達の…続きを読む
私達の仕事、調香と心や精神世界
2019年07月26日 UPDATE
Written by: 辻大介
香りは、単純にストレス発散に役に立つことはあっても心の暗い部分や闇のような世界には通用しないと思われがちです。 ただし、僕自身は沢山の心の闇や暗黒の精神世界と対峙してきました。精神や心の世界は、薬を飲めば解決出来るわけではないと思います。 社会性は、反対に暗闇を嫌い、明るく分かりやすいものを求めてい…続きを読む
今の時代の明るいものと暗いもの
2019年07月16日 UPDATE
Written by: 辻大介
精神的なものは暗くて、物質的なものは明るくイメージしている。 別の言い方をすると、得をすることは明るくて、損をしそうなものは、暗くイメージされている。 悩んだり、苦しんだりしている時に、得することを求めたりはしないのだが、それをやっているのが、我々日本人ではないだろうか。 新しいもの、新しい店とか、…続きを読む
魂や精神は宣伝できない
2019年07月14日 UPDATE
Written by: 辻大介
世の中に良いことを広めていくと言う、大義があるのが宣伝や広告だろうけど、最近自分のこともそれにどれくらい伝わるだろうかと、疑問に思うことが多い。 何でもクリアにした方が良いし、視覚化ではないが明確にしたほうが、みんなの為にもなると言う。そこに、あまり深い意味はないが、逆に言うとはっきりできないものは…続きを読む