アイヌの赤(フレ)ー隠された情熱の香り
2024年10月29日 UPDATE
Written by: 辻大介
北海道に行く機会が増えましたが、いつも何かを掴まないまま帰ってきているような気がしていました。
あらゆる土地に、アイヌのスピリットを感じましたが、その真意みたいなものが、よくわからない曖昧なものとして感じていました。
札幌から近い定山渓で、宿泊したときに、出雲にあったような神聖な場所、古代の墓ではないかという場所に今回偶然にも触れました。
地の底に眠る、静かで温かい存在、決して表に出て激しいものではないけれども、確実にあるもの、それがこの土地を支えていて、我々のような単なる旅行者さえも、何かを与えてくれる。
本州の土地では、すぐに消えてしまいそうなその何かは、こちらに帰ってくると、本当に大きな心の安心感みたいなものに感じます。
それを、今回ブルガリアンローズとピンクロータスを中心に香りを作ってみました。
何があっても、消えない心の情熱、それがアイヌから与えられた赤いものであったような気がします。
ご希望の方は、ご連絡ください。
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